我等が~MONTEDIO山形~は山形の誇りであり、オレの『魂』、すべての道は神に通じる。不良中年が常に【INNOVATION】して往く。モンテディオのある生活を徒然なるままに書き殴っているブログです。


by crazydizzy
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もうひとつの闘い

しばらくの間、この興奮から覚めずにいたい気分。

結局は、いつものゴル裏に陣取ったものの、試合なんか見ちゃいない。観れたのは、2~3分くらい?

大事なダービーだというのに、その日の午前中に、スポ少の付き添いで学校に行き、そこで子供達と一緒にサッカーをしてきた。ただそれだけなら、普段と何ら変わりはない。しかし、その日だけは違っていた。なぜなら、トラップミスでボールを持ち替えようとした時にそれは起こってしまった・・・・・。(なんていったらカッコは良いが、ただのヘタッピ)

グギッ? ボギッ? グシャッ?

いつものように立てない↓

どうしたんだ!オレの左足!

しばらくしても、痛みはひかない。
騒ぎ立てるほどの痛みではない。
痛みというよりも苦しいといったほうが正しいかもしれない。

地面に足の裏をつけることすら出来ない。

スポ少が終ったのが正午。そのまま家に帰り、とりあえずシャワーだけ浴びて、カップラーメンをひとすすりしただけですぐに家を出てべスパへ向かう。普段は途中でコンビニに立ち寄ってなにやら買い込んで行くんだけれど、その日はそんな余裕はなかった。

いつもなら南側駐車場へ車を滑り込ませるのだが、その日は荷物も多かったので足の痛みと荷物を運ぶ距離を考えて北側駐車場へ車を向ける。車から武器を下ろしてしばらくしたら友達親子が助っ人に来てくれた。これで、とりあえず武器の搬入には成功。

しかし、ここからが試練の道。

北側駐車場から野球場の脇をぬけてFゲートまで普通に歩いたら2分もかからないだろう。その日のオレは、片足でケンケンをしたり、ほふく前進したり、休憩したりで15分以上かかったかもしれない。時間は午後3時に近かった。既に、若手を中心としたサポーター各氏がスタジアムに入り闘いの準備をしているようだ。芝生の上でしばし休憩していると、怪我人のオレ様をいじりたくて人が集まってくる。いじられても動けないオレ様。この調子では、到底ゴル裏ではバモれない!どこでバモれば良いものやら・・・。

その日は、午後4時開門というわけで、やっぱり片足ケンケンでスタジアムに入る。無事に臼井チャンのバッチもGET!!!!!なんとなく手すりを伝わり何も考えずにゴル裏へ・・・。やっぱりオレ様の居場所はココしかないのか?旗の準備やらは、全て人任せにしていたので、やることもなくなんだかダラダラと時間が過ぎていく。ゴル裏東側出島下の便所前喫煙所からしばらく離れずに仲間と軽くビールを飲みながら談笑し時間を潰す。

ダービーのこの日、誰しもがテンション高!最後までもつのか?そこは、サポーターたちも百戦錬磨のつわもの達だ。まさにサポーターにしても特別な日である。座っている間のオレは、いつものオレ。でも立てない。こんな日に限って旗を振れない悔しさがこみ上げる。

ふと我に返り、『大体において、こんな事があった時に限って勝てるんだよな!』などと思ってみる。やがて、それがまさか現実になろうとは・・・。(この表現は、残念がっている訳ではない)

ピッチでは、ジュニアユースのダービーが行われ、刻々と本番の時間が迫ってくる。

まず、シミケンと桜井が練習の為にピッチに登場する。そして、この試合に選ばれし者がピッチに登場する。ゴル裏からは、選手のコールが続く。そんな時立っていられないオレは、ゴル裏の手すりに腰をかけ、コールに合わせてクネ旗を意気揚揚と振っていた。その時に事件は起こった。勢い余ったのか手すりからピッチに転落してしまった。転落した瞬間は良く覚えていないのだが、手すりに必死にしがみつき事無きを得た。また、色々な方面に迷惑を掛けるところだった。というわけで、クネ旗を振ることも諦めた。

午後7時04分 Kick Off 闘いの幕が開く。ここから90分間、オレは、ピッチを見る事はなかった。この日のオレの役割は、いつも以上にスタジアムに観戦に掛け付けてくれたお客様にもゴル裏を盛り上げてもらおうとトラメガと一心同体化(使い方が違うと思うが気にするな!)することがオレのこの日の役割と決めた。それからというもの、コールリーダーに合わせて東側最前列から声を張り上げる。周りの反応でピッチをチラ見するが何が起きているのかも把握できない。とにかく、ゴル裏の人たちにも声を出して選手をサポートする素晴らしさを味わって欲しかった。オレ達のチカラで選手が120%のチカラを発揮してくれる事を目の当たりにして欲しかった。ゴル裏の課題になっている地蔵サポの姿などオレの目の前にはなかった。(すまん、言い過ぎた。笛吹けど踊らない奴はどこにでもいるものだ)ゴル裏も選手と一緒になって正に闘っていた。初めてゲームを観に来てくれた人も、長年スタジアムに掛け付けてくれる人も同じ雰囲気の中でひとつになればきっと最高の喜びを味わえる。感動を味わって欲しかった。それが麻薬になってヤミツキになる。そして、そこから抜け出せなくなる。まるでオレのように・・・。

そして、満身創痍で90分間闘い、7年振りにホームで勝利を手にした戦士たちが、誇らしげに両手を夜空に突き上げ喜びを爆発させている頃、オレもウルウルっと来てしまった。嬉しかった。この日のダービーは、後日ゆっくりとビールでも飲みながらVTRを観よう。何度でも観よう。

仲間達と喜びを分かち合い、そして、後片付けを早々に済ませ外に出ようとするも、相変わらずオレの足は地面に付ける事が出来ない。スタジアムに入ってきた時と同じく片足ケンケンでようやく外に出る。普段なら、バス待ちのひとつもするところなのだが、この日は、Fゲート前の芝生に転がり込む。このとき既に、この日の祝勝会は諦めた。

もう無理!!!!!動けねぇ~~~~。

北側駐車場からFゲートまでたどり着くのに15分かかった。帰りも片足ケンケン・ほふく前進で駐車場を目指すが昼間とは違い身体が思ったように言う事を聞かない。そんな時、見かねた善良な方が、おんぶしてくれた。『重いから無理だよ』といっても彼は大丈夫だからと言っておぶってくれた。すまない。本当にありがとう。次の日、彼は鼻血を出したらしいが、それはオレをおんぶしたのが原因なのか?

そして昨日、救急で病院に行って来た。診察の結果は・・・。

骨折!!!!!!!!!!!!!
全治1ヶ月

そして今、オレの左足にはギブスが施されている。

今週の札幌戦また行きます。モンテバカをとおり越してモンテ基地外と呼ばれた男!!!飛べなくたって声が出れば十分さ!!!!!と強がりを言ってみる。旗が振れなくたってゲーフラ掲げりゃ十分さ!!!。

色々とあった“みちのくダービー第3ラウンド”だったわけだが、一生忘れられないダービーになったことは間違いない。
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by crazydizzy | 2006-08-28 19:33 | MONTEDIOYAMAGATA